世界三大ブルーチーズのひとつとして知られる「ゴルゴンゾーラ」
家族経営のジェミニ社の「クレマ ディ ゴルゴンゾーラ」は控えめな青かびが広がるやわらかな生地。とてもクリーミーでミルク本来の旨み。イタリア式にスプーンでたっぷりとすくって召し上がってください。貴腐ワイン、レイトハーベストの甘口ワインと合わせると至福!
写真のようなやわらかい部分を約100gでパックに詰めて販売します。
◉産地 : イタリア
◉地域 : ロンバルディア州
◉タイプ : 青カビタイプ
◉乳種 : 牛
「ゴルゴンゾーラ」について
ゴルゴンゾーラには“ ドルチェ” と“ ピカンテ” の2つのタイプがあります。圧倒的に人気があるのは、クリーミーな口溶けと優しい味わいをもつドルチェタイプで、全生産量の9割を占めています。
もともとはアルプスの麓、ロンバルディアのゴルゴンゾーラ村で晩秋につくられていたものが、1870年頃より海外輸出が始まると通年生産になり、生産もミラノ近郊の工場で行われるようになりました。
1970年、ピエモンテのノヴァーラ県にゴルゴンゾーラ協会が出来たことを機に共同熟成庫が完成したのです。
1990 年代は70軒あったメーカーも21世紀には40軒まで淘汰されていました。
ジェルミニ社のチーズ製造は毎朝4時からスタート。
1 あらかた水分が抜けたカード(牛乳が凝固したもの)を大きく平らな銅製のお椀を使い、背の高い2段の型に入れていきます。
2 自然の重みでカードがゆっくりと沈んできたところで上段を外して反転、工場番号を乗せてしっかりと刻印。
3 型から外して塩漬け。型くずれ防止のため周りにスノコを巻き3日間かけて丁寧にゆっくりとホエーを抜いていきます。
4 20日後には針で穴を空け、定期的に塩水で磨きながら、デリケートな外皮をつくっていく。
5 製造60日後、青かびが育ち再び組織が柔らかくなったところで再びスノコを巻いて出荷を待ちます。