
モンペリエの街から西に30キロ程の丘陸地帯で羊飼いと葡萄栽培をしている ポール・ルデが醸す白ワイン。
花や柑橘系果実のようなフレッシュな香りと、スパイスのニュアンス。鮮明なアタックと、繊細でまろやかな風味。余韻に広がる爽やかさとほのかな苦味も心地良い。ただフレッシュなだけでなく、複雑味のある味わいなので、食事しながら楽しみたい。
ポールは赤ワインが主力のラングドック地方で白ワインしか造っていない。 先代のアランが羊飼いをやっていた荒地を開拓して白葡萄ばかりを植えた。
葡萄園は自然そのもの、耕さない、草はボウボウ。 夏になれば乾燥で草が枯れるまでそのまま。超野性栽培。
醸造所は屋根だけあって、壁はない。風が吹き抜け。ワインは醸造時から瓶詰まで風に吹かれて、自然温度に慣れている。

ワイン名:ソヴァジーヌ
ワイナリー名:ポール・ルデ
生産国:フランス
葡萄品種:グルナッシュブラン75% ヴェルメンティーノ25%
